
方針
EUと日本は、パートナー諸国に永続的な利益と持続可能で包括的な成長をもたらす、信頼性の高い持続可能なルールに基づいた連結性を促進するという義務を共有しています。具体的な協力の提案は継続的に行われます。
EUと日本はまた、民間部門の専門知識と投資能力を共同で活性化させ、金融機関間の連携をさらに強化していきます。
このプロジェクトは、以下のより大きな構想の中に組み込まれています。
2021年12月1日に採択された EUグローバル・ゲートウェイは、連結性に関するアジェンダを実現するというEUのコミットメントに新たな焦点をもたらしました。これは、good governance(良好な統治)とgreen ambition(グリーンへの熱意)の原則に基づいています。安全で持続可能な高品質のインフラ開発を支援し、グローバル・サプライチェーンの回復力を育成するとともに、EUのパートナーの意思決定の自主性を強化するものです。市民社会組織などの従来の参加者に加え、今回は民間企業も招待されました。グローバル・ゲートウェイのもと、EUは主要なパートナーである日本と緊密に協力していきます。
チーム・ヨーロッパ:変革を起こすような効果を生み出すには、規模が必要です。チーム・ヨーロッパのアプローチにより、EU諸国はチームを組んで互いのイニシアチブと資金を補完し合い、共通の活動を通じて規模と影響力を高めることができます。
インド太平洋地域における協力戦略:日本にとって、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)というビジョンは、法の支配、航行の自由、自由貿易の促進と確立、ならびに経済的繁栄、安全保障、平和の追求を通じて、地域全体の繁栄を目指すものです。この点において、日本の開発協力大綱は非常に重要です。
「G7グローバル・インフラ投資パートナーシップ」は、日本とEUが主要な役割を担い、他の国や国際機関と連携して質の高いインフラ投資を推進するものであり、「質の高いインフラ投資に関するG20原則」も同様です。